【徹底解説】一時保育と一時預かりの違いについて!
- 2022.05.15
- 双子との日常生活
本日は、【徹底解説】一時保育と一時預かりの違いについて、お話させていただいただきたいと思います。
生まれた直後の赤ちゃんは昼夜問わず泣くことが多く、その結果どんどんストレスが溜まっていき、「育児ノイローゼ」を起こす例も見受けられます。
そうなってしまう前に、ぜひ活用して欲しいのが「一時保育」です。
一時保育と聞いてもどんなものかピンときませんよね。
また「料金が高い」、「通常保育と扱いが違うのでは」という不安や心配もありませんか?
一時保育は全国の保育園、施設ごとや市町村などで変わってくるので、今回は横浜市の取り組みを紹介します。
では、まず「一時保育」とはどういったものなのかについて、お話をさせていただきたいと思います。
1 一時保育とは?
一時保育は、「一時預かり」、「一時預かり保育」などとも言います。
保護者が育児を続けることが一時的に難しくなった場合、保育園、幼稚園、認定こども園、地域の子育て支援拠点、駅周辺の利便性が高い場所に設置されている施設などで、子供を1日、または短期間など一時的に預かってくれるサービスです。
対象年齢は施設によって違い、生後間もない0歳児から預けられるところもあれば、対象年齢を設けているところもあります。
利用する場合には、どうしても祖父母や代わりに子供の面倒を見てくれる人がいない、やむを得ない理由がないとダメ・・・というほど厳しいものではありません。
理由を問わず、誰でも気軽に利用できます。
ちなみに、以下の3つで一時保育を利用することが多いそうです。
①仕事・家庭
仕事や家庭の事情(親の介護など)で継続的に子供を預けたい場合に利用する制度です。
定型的保育ではないため、預けたい曜日や時間帯が一致しないこともよくあるため、自治体によっては複数の保育施設を掛け持ちで利用できる場合もあります。市役所、町村役場。自治体の福祉関係の部署に問い合わせしてください。
②緊急保育
冠婚葬祭、または保護者の病気などにより、急に育児が難しい状況になった際の利用です。
第二子以降の出産、災害・事故などで育児が困難な場合、緊急保育目的の利用ができます。
③リフレッシュ保育
育児ノイローゼ、長期にわたる育児のストレスなどを解消するため、子育てから離れた環境で心身ともにリフレッシュを目的とした保育。美容院やエステを利用したり、趣味の活動、ママ友とのお茶会など。子供を預けてと後ろめたい気持ちがあるかもしれませんが、リフレッシュすることは必要です。
自分一人で抱え込み、悩んでしまう前に活用してみてください。
2 乳幼児一時預かり事業
夜泣き、母乳の時間など目が離せない乳児の養育は、肉体的・精神的な負担がかなり大きいです。
そのため、一時保育している施設であっても、すべて0歳児から預けられるわけではありません。
国が行う事業で、地方自治体が主となって行うため、預ける利用者からしても安心できる育児サービスだと思います。
職員とケアできる子供の人数などは、国が指定する「一時預かり実施要綱」の基準があるため、市区町村で待遇が違うことはありません。
そこで、今回は横浜市の一時預かり保育を取り上げようと思います。
(1)横浜市の一時預かり保育について
一時保育は、市町村によって利用時間、日数、料金などが異なります。
今回は横浜市の一時保育の取り組みを紹介します。
お住まいの地域については市役所、幼稚園・保育園などにお尋ねください。
横浜市の一時預かり保育の時間は施設によって異なります。
横浜市では主に日中、8時間に対応している通常型実施施設と7時30分~20時30分まで開所し、最長11時間預けることができる延長型実施施設があります。
また施設によって対応時間が異なってくるので、保育園などに問い合わせて確認してください。
(参考)URL
また、横浜市の一時預かり保育には、以下の条件があります。
- 年齢:生後57日(約2ヶ月)から就学前までのお子様
- 料金は1時間300円。ただし生活保護・住民税非課税・ひとり親世帯の利用は実費負担を除く費用が減免の対象となる
(2)横浜市の夜間対応保育施設
横浜市港北区、横浜アリーナの近くにあるペガサス夜間保育園は産休明けから就学前までのお子様を預けることができます。
しかも開園時間は平日なら24時間!土曜日と祝日の前日でも24時まで対応可能です。
なお、別料金で一時保育を対応可能!まさかの時にも安心してお使いいただけます。
京急黄金町駅近くにあり、生後2ヶ月から6歳までのお子様が利用できます。
一時預かり、長時間、お泊り保育などに対応しており、シャワールームのほかランドリールームも設置。
栄養士と調理師のアドバイスによる給食を提供しています。
(3)利用時間に上限はあるのか?
保育園によっては、24時間対応可能もある一時保育ですが、いったいどのくらい預けることができるのでしょうか?
例えば入院したり、海外旅行、または資格などの試験勉強などする場合、一時預かりが利用できると助かりますよね。
利用時間の上限は一ヶ月に何日と決まっており、横浜市では原則3日以内です。
3日以上の利用が必要な場合は、保育所と相談のうえ、対応している保育所を探す必要があるそうです。
(参考)URL
(4)一時保育ではどんなことをするのか?
ここまで利用条件、料金などシステムに関する説明をさせていただきましたが、
一時保育で受けられるサービスについて説明いたします。
結論から言いますと、一時保育は通常の保育園での生活と変わりません。
朝、登園したら園内外で保育士さん、お友達と一緒に遊びます。
お昼が来ると昼食を食べお昼寝、3時になればおやつがあり、帰宅という流れです。
24時間対応、または夜間保育の場合、夕食、入浴のお世話、寝かしつけなどもこれに加わります。
18時、または19時ごろに夕食を食べます。
施設によっては入浴のサービスがありますが、夜間保育、延長保育を実施している全てではないため、必ずご利用前に確認ください。
(5)利用料金について
横浜市の一時預かりは、1時間あたり、300円以下ですが、施設や日中、夜間といった時間帯などで料金は変わってきます。
横浜市では3歳を境に料金が変わります。
3歳未満は1時間、1人につき300円。3歳以上では160円。
1日単位では3歳未満が2,400円、3歳以上は1,300円となっています。
給食とおやつ代は1人につき1日500円が別途必要です。
ですから3歳未満の子を1日預けると、2,900円掛かります。
(6)利用料金の減免について
利用料金は生活保護の受給、市民税非課税など経済的な理由、またひとり親世帯などの環境的な理由で利用料が全額減免となる場合もあります。
さらに減免も利用目的が緊急の場合はもちろん、リフレッシュでの利用でも減免されます!
減免を利用する場合、保護証明書、保護(開始)決定通知書。生活保護費支給証、市民税・県民税(非)課税証明書などを利用前に保育所へ提示してください。
また横浜市では病児保育施設、子育て援助活動支援事業の横浜子育てサポートシステムは無料で利用できます!
3 まとめ
以上となります。
要するに一時預かりとは・・・・
- 一時預かり保育は育児ノイローゼの予防、お母さんのリフレッシュに効果的
- 乳幼児から就学前での児童が利用でき、深夜や24時間の保育に対応してくれる施設もある
- 利用料金は経済状況、家庭構成などで減免される可能性あり。
- 一時預かりをしている保育園を利用していると、いざ必要な時にすぐ利用できる。
ということです!
御興味のある方は、是非お住いの役所に問い合わせてみてください!
(参考)過去ブログ
【実録】希望園を20個書けば受かる!?双子で同じ保育園に合格する方法について – 双子のぎーちゃんドンさん子育てブログ (jagatoma.com)
どっちに通わせるべき!?幼稚園と保育園の違いを徹底解説! – 双子のぎーちゃんドンさん子育てブログ (jagatoma.com)
保育園の送迎を楽にするには?ファミリーサポートについて – 双子のぎーちゃんドンさん子育てブログ (jagatoma.com)
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