【双子は優遇されない?】多胎児の保活が厳しい理由は?
こんにちは、
双子の兄妹を育てているみーです!
あなたは保活を行っていますか?
共働きをしているご家庭などもかなり増えてきているなかで、
保育園に入れるかどうかは、家族全体に大きく関わり、死活問題です。
そこで今日は、なかなか厳しい双子(多胎児)の保活事情について、役所の窓口で相談に行ってきたときのお話をさせていただきます。
- 双子でこれから保育園に入りたいと思っている方
- 双子の保活事情について、役所から聞いた話を知りたい方
- 双子で保育園に入園しやすくするための方法を知りたい方
私たちは、当初、「双子なのだから保活は有利そうだし、とりあえず申し込めばなんとかなるだろう!」と勝手に思っていました…苦笑
しかし、マサンと役所の窓口へ保育園のことについて相談に行ったところ、現在の保育園のリアルな実情を聞き、自分たちの認識の甘さを痛感することになりました…😱
もちろん、お住まいの自治体によっても双子の優遇状況は多少異なると思いますが、いずれにしろ、現状は厳しいものです。
双子の保活が厳しい理由
まず、その事情と理由を解説していきます。
①双子(多胎児)ということで少ししか優遇されない
自治体によって異なることは当然の前提ですが、少なくとも私が住んでいる自治体では、多胎児の申請に対してはほとんど優遇されません。
年齢が違う兄妹の申請と比較してみても、差が無いどころか、むしろそれより不利な状況です。
残念ながら、双子の保育園入園は最優先されません。
双子よりも優遇されるのは、既に兄弟が保育園に入っている場合です。
この場合にはかなり優遇されますが、当然、お兄ちゃんやお姉ちゃんがすでに保育園に入園しているという人は、双子よりもはるかに多いです。
したがって、上の子がいない場合、双子は不利です。
保育園によっては、兄弟が先に入園していないと、下の子は入園することができないくらい、競争率が激しい保育園もあるそうです。
②そもそも2人同時に同じ園に入園することはかなり難しい
親にとっては、双子が同じ保育園に入園できないと、死ぬほど重い負担がのしかってきます。
双子が同じ園に入園できなかった場合、ただ単に送り迎えが2箇所になるだけだと思っていませんか?
それだけではないんですよ!
保育園が双子でバラバラになると送迎だけではなく、保育園の行事や日程もバラバラで準備が2倍になる、持ち物も通園ルールも異なるなど、親の時間と労力は相当削られることになります…。
そもそも私は、双子であれば同じ保育園に同じタイミングで入れることは当たり前とさえ思っていました…。
ですが、今回の役所の方の話で、またしても現状に愕然としました。
では、双子の2人同時入園が何故厳しいのか?
例えば、ある保育園の0歳児クラスに空きが3名あると仮定します。
その場合、単純に考えれば双子の子供たちが2名入ったとしても、空きが1名分あり、余裕があるように思えます。
しかし、これが自分よりも優先順位が高い、例えば兄妹が既に入っている児童が競合他者として2名いた場合には、その子たちで空きが2名分埋まってしまいます。
これだけで、もう空きが1名分しか無いことになり、2人同時同園の道は絶たれるわけです。
結局のところ、保育園に入園できるかどうかは、空きの人数に対して、優先順位の高い申込者がどれくらいいて、その中で自分たちの子供の優先順位が何番目か?
ただそれだけです。
したがって、周りの申込者のレベルは当然分からないため、蓋を開けてみないと自分が何番目なのか分からないという不確定要素が多分にあります。
そのようななか、同じ保育園の2人分セットの枠が自分の順位で回ってくる確率は、子供1人だけで申し込んでいる人に比べれば格段に低いということです。
以上が、双子での入園が厳しい理由です。
先述のとおり、自治体によって双子の保活の優遇状況は異なってくると思います。 まずは、比較的入園しやすいと言われている0歳児入園の可能なうちに役所へ確認してみることを強くおすすめします!早いうちに確認してみた結果、やはり状況が厳ということであれば、0歳児入園を検討することもできます。
双子の保活のアドバイス
では一体私たちはどうすれば良いのでしょうか?
このまま保育園にずっと入れないのでしょうか?
役所の方は、次の内容をアドバイスしてくださいました。
①自分の行きたい保育園の範囲を広げる
多くの方は、「家から徒歩圏、ないしは最寄りの駅から近いところの保育園以外ありえない!」と考えるのが、当然だと思います。
実際にあなたが、そうした条件下で本当に行きたい保育園をリストアップするとした場合、何個の保育園がありますでしょうか。
おそらく2、3個、少なくて0個か1個だと思います。
例えば、これを隣の駅まで広げる、車通勤にして行ける保育園の範囲を広げる、夫婦で協力する、祖父母の助けを借りるなどすれば、希望する保育園の数を増やすことができます。
とは言っても、現実的で無い保育園まで希望してしまうと、仮に受かってしまった場合には問答無用で育児休業から復職をしなければなりません…。
現実的な通いさすさとのバランスを取ることが非常に難しいですが、自分が希望する保育園を少しでも広げることが大切だとのことです。
②認可外保育園も視野に入れる
保育園には、役所で入園者を管理している「認可保育園」と、役所が管理していない「認可外保育園」の2種類があります。
ネットで検索をすれば、ご自宅付近のどこに認可外保育園があるかが分かりますので、ぜひ調べてみてください。
認可外については、申込スケジュールや選考基準などは完全にその保育園に裁量があります。
認可外は申し込みスケジュールだけではなく、園によっては「事前見学をしなければ入園ができない」といった、申し込みの制約がある場合もありますのでご注意ください。
認可保育園の申込みだけでなく、認可外保育園も視野に入れ、全落ちというリスクを回避しましょう。
以上が、保育園に受かるための対策です。
なかなか世の中厳しいようです😥
- 住んでいる自治体によるが、双子だからといって保活はそんなに有利なわけではなく、2人同時入園はむしろ厳しい。
- まずは、比較的入園が受かりやすいと言われている0歳児入園の可能なうちに、住んでいる自治体へ確認すること!
- 入園希望の保育園はできるだけ選択肢を広げて考えること。
お住まいの自治体によっても、双子の優遇状況は異なると思いますが、わが家と同じように双子にとって保活が不利な自治体は少なからずあると思います。
気が付いたら手遅れ😱なんてことにならないよう、まずは0歳児クラスに入れるうちに、お住まいの自治体へ確認してみましょう💨
(参考)関連ブログ記事
【実録】希望園を20個書けば受かる!?双子で同じ保育園に合格する方法について – 双子のぎーちゃんドンさん子育てブログ (jagatoma.com)
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