【保活対策】保育園は0歳から入るべき理由!1歳では入りにくい理由

【保活対策】保育園は0歳から入るべき理由!1歳では入りにくい理由

こんにちは、

双子の兄妹を育てているみーです!

あなたは、保活を行っていますか?

共働きが当たり前となっているこのご時世で、保育園に入れるかどうかは、家族全体の収入に大きく関わる死活問題です。

今日は、0歳児クラスより1歳児クラスが厳しいといわれる理由やその対策について、お話をさせていただきます。

一般的に、保活は1歳児クラスになると圧倒的に不利になると言われているため、特に保育園競争が激しい自治体では、あえて0歳児からの入園や職場復帰を選択するママさんも多くいます。

わが家でも何となく、「0歳児クラスは有利、1歳児クラス以降は不利」という言葉は聞いていました。

しかし、実際に役所から保育園の説明を受けたところ、現在の保育園入園についての実情を聞き、その厳しさ、そして自分たちの認識の甘さを痛感しました。

もちろん、お住まいの自治体によっても状況は多少異なると思います。

なぜ保活で0歳児クラスより1歳児クラスが激戦といわれているのか?

そもそも保育園の申し込み時によく言う「〇歳時クラス」とは、その年度の4月1日を基準日とし、基準日時点で何歳になっているかでクラス分けを行っています。

例えば、令和3年度の場合であれば、令和3年4月1日に何歳であるのかが基準となります。

したがって、

令和3年4月2日生まれの0歳児の子も0歳児クラス

令和2年4月2日生まれの1歳になる子も0歳児クラス

ということになります。

では何故、1歳児クラスは入園が難しいのでしょうか?

例えば、次の保育園があるとします。

A保育園(令和3年3月時点)

      0歳時    1歳児    2歳児

定員     10名             11名     11名

在園児童数  10名             11名     11名

空き     0名              0名      0名

上記の場合、年度が変わり、全ての児童が上のクラスへ進級したと仮定すると、

      ↓

A保育園(令和3年4月時点)

      0歳時    1歳児    2歳児

定員     10名             11名     11名

在園児童数  0名              10名     11名

空き     10名             1名      0名

このようになります。

0歳児クラスは、最低年齢のクラスであるため、下のクラスから上がってくる児童はいません。

(生まれ月と入園のタイミングによっては、0歳児を2回やるケースもありますので、必ずしも0歳児クラスの在園児童数が0名になるわけではありませんが、0に近い数字です。)

そのため、0歳児の空きは10人と多いのです。

一方、1歳児クラス以降は、下から上がってくる児童がいるため、空きの数は低くなる傾向があります。

もちろん、0歳児クラスと1歳児クラスの定員の差が1名以上ある保育園もあるかと思いますが、あまり多くの児童を受け入れてしまうと、保育園側も卒園まで放棄することができないため、1歳児クラスから急激に増やす保育園は多くないそうです。

もちろん、クラス年齢が上がるにつれて、保育士さん1人あたりが見られる児童の数は増えていくようです。

しかし、現在の保育士不足と言われている中で、大幅に定員を拡大することは難しいようです。

また、余談ですが、3歳児クラス以降は、比較的空きが出やすい傾向があるようです。

理由は、幼稚園(3歳から入園)があるからです。

ですが、昨今共働きが増えている現状を鑑みると、

この点もどうなるかはわからないところです。

幼稚園も預かり保育を実施するところが増えていますが、それでも保育園ほど長時間預かってくれるわけではありません。

保育園のニーズは、今後より一層高まってくるかと思います。

少しでも受かるためにできる対策

では、この状況の中で、いったいどのような対策が講じれるのでしょうか?

こちらに対して市役所の方は、次の内容をアドバイスしてくださいました。

①自分の行きたい保育園の範囲を広げる。

日々子育てをしている方であれば、

「家から徒歩圏、ないしは最寄りの駅から近いところの保育園以外ありえない!」

と考えるのが、当然だと思います。

実際にあなたが、そうした条件下で、どれくらいの保育園をリストアップできるでしょうか?

おそらく、せいぜい2,3個、少なくて0個か1個だと思います。

例えばこれを、隣の駅まで増やす、車通勤にして行ける保育園の範囲を増やす、夫婦で協力する、祖父母の助けを借りるなどすれば、希望する保育園の数を増やすことができます。

とは言っても、現実的に通うことができない保育園まで希望してしまうと、仮に受かってしまった場合には問答無用で育児休業から復職をしなければなりません。

通園時間とのバランスを取ることが非常に難しいですが、自分が希望する保育園を少しでも広げることが大切だとのことです。

②4月1日入所以外の時期も申し込む

「年度初めの4月1日入所に合格し、約1か月の慣らし保育ののち、復職する」という流れは、

誰しも一度は考えます。

しかし、実はそれ以外にも、年度途中入所というものがあることを知ってますでしょうか?

もちろん、4月1日入所と比べて、空き数などは少ないですが、少しでも確率を上げておくためには、年度途中の申し込みもやっておくに越したことはないです。

③認可外の保育園にも申し込む。

保育園には、市役所で管理している認可保育園と、市役所が入園者を管理していない認可外の2種類があります。

ネットで検索をすればご自宅付近のどこに認可外があるか分かりますので、是非調べてみてください。

そして、まずは入園状況や見学について確認してみましょう!

認可外保育園については、入園スケジュールや選考基準などは完全に園に裁量があります。

認可保育園の申込みと並行、ないしは先行して認可外保育園を先に確保し、全落ちというリスクを回避しましょう。

以上が、保育園に受かるための対策です。

お住まいの自治体によっても、競争率の激しさは異なると思いますが、いずれにせよ1歳児クラスより0歳児クラスのほうが入園に受かりやすいのは、どこの自治体においても同じです。

まずはお早めに、お住まいの自治体の窓口へ行き、申込方法や状況を確認してみてはいかがでしょうか💨