新生児の【おむつかぶれ】を直すための9つの方法をご紹介します
ドンさんは新生児のときから3ヶ月間ほど、ひどいオムツかぶれになり、悩まされていました。
とにかくしぶといオムツかぶれで、病院や助産院に何度も通い、色々な治療法を試した結果、やっと完治できました。
その結果、もはやオムツかぶれマスターと言っても過言ではないほど、私はオムツかぶれに詳しくなりました。^^;
今回はそのことについて書こうと思います。
・オムツかぶれの薬だけでは治る様子がなくて困っている人
・オムツかぶれになってしまったが、どうやって治せばいいのか分からない人
ドンさんのオムツかぶれの様子
ドンさんのオムツかぶれは生後2週間の時に突然はじまりました。
退院後1週間のことです。
かなり小まめにオムツを変えるようにしていたのにもかかわらずです。
ネットで調べ、すぐにポリベビーという市販薬を母に買ってきてもらい塗ってみますが、一向に良くなりません。
その後、ちょうどその週に出産した病院で2週間検診があったため、亜鉛華軟膏の薬を処方してもらいました。
しかし、頻繁なおしっこやウンチで塗った薬はすぐに取れてしまううえ、かぶれはますますひどくなっていきます。
見た目を例えるならば、ひどいすり傷を負ったときの皮膚のピンク色の部分がむき出しになっている感じです。
とにかく痛そうでかわいそうで、早く治してあげたい一心でした😥
当時、産後ケア事業を利用していた私は、頻繁に助産院に入院していたのですが、あまりにもひどいオムツかぶれだったため、毎回助産師さんたちが相談に乗ってくれ、治すために様々なアドバイスをしてくれました。
そんな教わった治すコツについて紹介していきます。
初級者編 わりとすぐに手軽にできる、基本的な治すコツ
①頻繁におむつをかえる
オムツかぶれはウンチやおしっこが原因として大きいです。
いつも以上に気にしておむつを頻繁に替える必要があります。
ちなみに、オムツかぶれの治療中、たまにおむつ替えの間隔がいつもより少しあいてしまっただけで、途端にぶり返して悪化していました。
やはり頻繁にオムツが汚れていないか気にしてあげる必要があると身をもって感じました。
②オムツが肌に合わない可能性
オムツは水分を吸収するために化学繊維を使っています。
赤ちゃんの肌は繊細なため、その子の肌に合わないオムツだと、オムツかぶれが起こりやすいことがあるそうです。
ドンさんの場合はあらゆるメーカーのオムツを試してもダメでしたが、こういったことが原因のこともあるそうです。
③かぶれているときは絶対おしり拭きは使っちゃダメ!
おしり拭きは皮膚を擦ってしまうものであるため、どうしても赤ちゃんの弱い肌には負担があるそうです。
かぶれでダメージを負っている肌をおしり拭きでふくと、摩擦でますますダメージを負ってしまいます。
私は外出先などでどうしてもおしり拭きを使わなければならない時は、拭くのではなく、トントンとおさえて汚れをとっていました。
④おしりの汚れはお湯を使って流す
洗面器や洗面台、キッチンの流しでぬるま湯を使って優しくおしりを洗ってあげる。(ゴシゴシ擦るのはダメです!)
もしくは、100均に売っているペットボトルにつけるシャワーノズルのようなものを使い、吸水性のあるペットシーツなどの上でおしりにお湯をかけて汚れを洗い流してあげる。
このどちらかの方法で、おしりをきれいにしてあげると良いとのことでした。
なお、冷たいお水だと赤ちゃんがびっくりして泣いてしまうので気をつけてください💦
私の場合は毎回、洗面台の蛇口でぬるま湯を出し、ドンさんのおしりを洗っていました。
洗うときはドンさんの服や肌着をヘアゴムやパッチンタイプのフードキーパーで留めてあげると、服が濡れなくて良かったです。
⑤おしりをしっかり乾燥させる
おむつかぶれを治すためには蒸れないよう、しっかり患部を乾燥させることが大事とのことでした。
洗ったおしりはタオルとティッシュでそっとおさえて水気を取ります。
その後、おむつをしばらく外しておく。
もしくは、ドライヤーの風でおしりを乾燥させます。
わが家ではドンさんのおむつかぶれの際、ずっとリビングにドライヤーがありました。苦笑
⑥亜鉛華軟膏の効果的な使用方法
オムツかぶれといえば病院で亜鉛華軟膏を処方されている方も多いのかなと思います。
亜鉛華軟膏は傷口を覆うことによって皮膚の治癒を促す薬であるため、できるだけかぶれ部分がカバーされるように塗られている必要があるとのことでした。
もし、亜鉛華軟膏が処方されている場合はおしりをしっかり乾燥させた後に薬を乗せるように塗ると、きちんと薬が傷口に乗り、多少取れづらくなって良いとのことです。(それでもやはり取れてはしまいますが…)
また、おしりの汚れをお湯を使って流す際に亜鉛華軟膏がおしりに残っている場合、無理に残った亜鉛華軟膏は落とさなくて良いとのことです。
あくまで、取れてしまった部分に軟膏を足して、カバーしてあげる使い方がいいそうです。
(薬の処方、使用方法については必ずかかりつけのお医者さんや薬剤師さんにご相談ください。)
中上級者編 更に少し手はかかるけど、効果的に治すコツ
上記の方法でドンさんのおむつかぶれは範囲が少し狭くなりましたが、かぶれ自体はしぶとく、一進一退でまだ治りません。
助産院の院長先生も直々に色々知恵を教えてくださいました。
ここからは、そんなそれでも治らない人向けのコツです。
⑦おしりを日光浴させる
これができるのは昼間限定ですが、ペットシーツなどの上に赤ちゃんのおしりを出し、かぶれているおしりをしばらく日光浴させると良いそうです。
日光には乾燥と殺菌効果があるためとのことです。
実際、おしりの汚れをお湯を使って流した後に日光浴させると、すぐに患部が乾燥してカピカピになるのですが、この状態がオムツかぶれを治すのにとても良いと言われました。
回数は小まめにできれば越したことはないとのことでしたが、私は1日1回、10分〜15分ほど窓際で日光浴をさせていました🌞(顔の部分は直射日光が当たらないようにしていました。)
⑧不織布ガーゼで紙オムツが肌に直接触れないようにする
紙オムツはどうしても化学繊維を使っているため、弱い赤ちゃんの肌には刺激になってしまうことがあるそうです。
紙オムツが直接かぶれ部分に当たらないように、コットン100%でできた医療用の不織布のガーゼを大人の手の大きさぐらいにカットし、それをおむつが触れる部分に当ててからおむつをします。
(不織布ガーゼは私は助産院で購入しましたが、インターネットでも購入可能です。)
もしくは、オムツかぶれがある時は本当は布オムツがベストとのことでした。
もし亜鉛華軟膏などの塗り薬が処方されているときは、不織布のガーゼの上に薬を乗せるような感じで厚めに塗り、それを湿布のようにかぶれ部分にペタッと貼り付けて使うといいそうです。
これをやると薬もかなり取れづらくなりました。
番外編 思い切って薬を変えてみる相談をする!?
⑨亜鉛華軟膏ではない薬を試してみてもいいかも!?
かかりつけの病院の先生に亜鉛華軟膏を使い続けるも、完治に苦戦している旨を相談すると、別のお薬を処方してくれました。
アズノールという青いお薬でしたが、ジェルっぽいテクスチャーのお薬です。
亜鉛華軟膏軟膏はおしっこやおしりのお湯洗いで薬が流れ落ちやすいのですが、こちらは落ちづらいので効果があったのかもしれません。
薬を変えたのが、ちょうど完治間近のときだったので、この薬がすごく効果があったのかはわかりませんが。
亜鉛華軟膏を処方されたけど、なかなか治らないという方は一度かかりつけのお医者さんに別のお薬がないか相談してみてもいいかもしれません。
(薬の処方、使用方法については必ずかかりつけのお医者さんや薬剤師さんにご相談ください。)
上記の①〜⑨の方法を全てやってみた結果、ようやくドンさんのオムツかぶれは治りました。
・しっかり乾燥させること
・できるだけ刺激しないようにすること
の3点で、それが大事なのだと思いました。
どちらかというと薬は補助的なもののようです。
現に、何人かのお医者さんにかかりましたが(かかりつけ医を探している期間だったため)、中にはオムツかぶれがどんなにひどくても、薬は一切使わない方針のお医者さんもいました。
その際に薬を使わなかった期間もありましたが、ドンさんの場合は症状が悪化することもなかったため、薬が劇的に悪化を防いだり良くする効果があるわけではないのだと思いました。
(あくまでドンさんの場合なので、個人差はあるかもしれません。)
お薬については、ぜひかかりつけのお医者さんとしっかり相談してみてください🏥👩⚕️
治るまで約3ヶ月間、毎日何回もドンさんのおしりを洗っては乾かし続け、本当に本当に長かったです。(TT)
しかし、それ以来1度も再発もなく、ドンさんはすべすべのおしりです。^ ^
オムツかぶれは長期戦になることもあり、悩んでいる方も多くいるかもしれませんが、治すのは本当に大変なことなのだなと痛感しました。
オムツかぶれはウンチの回数が多くてゆるい、新生児や0歳児にどうしても起こりやすいものだそうです。
特に、女の子の場合はおしりが汚れやすいため、よりかぶれやすい傾向があるとのことでした。
あと、励ましになるか分かりませんが、ウンチの回数なども減ってくれば、今より必ず状況は良くなってきます。
終わりは必ずあります!
私の苦労した体験が、少しでも今おむつオムツかぶれに悩んでいる方の助けになれば嬉しいです!(>﹏<)
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