【徹底解説】授業料の安さが魅力!放送大学について

【徹底解説】授業料の安さが魅力!放送大学について

本日は、【徹底解説】授業料の安さが魅力!放送大学について、お話をさせていただきたいと思います。

 

□このブログはこんな方におすすめ
★お金を掛けずに学びなおしたいと考えてる方

あなたは放送大学をご存知でしょうか?

普通の大学と違い、テレビを通して講義や授業が受けられる教育システムです。

講義・授業を電波に乗せて流しているため、テレビ・ラジオさえあれば誰でも受講できます。

ゆえに入試や入学金などはありません。

そして学士を取得できるため、課程を履修すれば大卒資格を得ることもできます。

共通試験、二次試験などクリアし大学に入学することに比べると、誰でも入学しやすいシステムですが、どのようなことが学べるのか。またどんな人が受講しているのかなどいろいろ気になるところがたくさんあると思います。

そこで今回は放送大学について、いろいろと調べましたので、もし入学を考えていたら、ぜひ参考にしてください。

1 放送大学について

放送大学は名前の通り放送で講義を流し、テキストを購入して受けるシステムです。

テキストは放送大学のホームページのほか、書店やアマゾンなどでも購入可能です。

テキスト・教材は受講する科目によって分かれており教育、人文、政治。フランス語、福祉など幅広い分野の講義を受けることができます。

講義は専門チャンネルで放送されるため、番組表をチェックして、受講したい授業を見ながらテキストに沿って勉強します。地上デジタル放送以降、BSで無料放送されているため、録画したり番組表で予約することも可能です。

実際に対面で授業を受けたい、同じ学生と交流を持ちたい場合は、

全国50か所で学習センター※と7か所のサテライトスペースを設けています。

年3,000科目で講義を行っているため、あなたが直接質問したい、参加したいと思う科目を選んで申し込むだけで受講できます。

※学習センターについて

学習センターは、各都道府県の大学内に設置されています。

実際に大学に通学し、他の学生と交流を持ったり、教養学部では講師との対面講義により質問することなどが可能です。

放送では生徒・受講生の質問に答えたり、理解できないところを詳しく解説することなどはありません。放送で受講していても理解できないところがあれば、学習センターなどで受講し、実際に質問して詳しく説明してもらうことが可能です。

また単位の認定試験、印刷教材の閲覧。学生証、証明書の発行やサークル活動など充実しています。

土曜日、日曜日でも利用可能なため、平日働いて休日に集中して勉強することもできます。

センター内には図書室があるため、分からない部分だけを調べて勉強することも問題ありません。

2 放送大学で学べること

放送大学には、「教育学部教養学科」の1学科しか設置していません。

教養学科とは人文、社会、自然科学の幅広い領域を横断的に学ぶ「総合学習」の面が大きいです。

自分で学ぶことを専攻し、それに必要な授業を選び学ぶシステムです。

授業は番組ですので、見たい講義の番組を選び、テキストに記入しながら学びます。時間の都合がつかなくても、録画できるので自分が好きな時に講義を受けることができます。

教養学科には6つのコースがあり、それぞれ特化した授業を受けることができます。

(1)生活と福祉コース

生活と福祉コースは遺伝子、健康・病気。生活と生きることにまつわる内容を学びます。

看護師の資格取得をはじめ、ヘルパー、社会福祉士など福祉関係に役だちます。

また災害や感染症で不安の多い現代において、必要な知識を学ぶことができます。

子どもの問題、労働者の諸問題。歴史、国連の動向など生活、福祉を入口とし様々な問題を学んでいきます。

現在、福祉に携わる方はキャリアアップにつながる学位取得。社会福祉の基礎を身につけたり、看護を学ぶ。そのほか法律や国際情勢などを織り込んで授業を行います。

(2)心理と教育コース

人間の心と発達に関する諸問題を現代社会とのかかわりを通して理解し、持続可能な社会の実現を目指し、必要な基礎知識と考え方の習得を目指します。

人間は生まれた時は「ヒト」でしかありませんが、人々と関わりを持ち、社会の文化、知識などを得た人間となります。

発達過程における文化、制度、歴史的背景などを研究していく教育系と心身の機能、構造の発達的変化を研究する心理系の2つがあります。このコースでは人間の発達に関わる問題を総合的に研究、教育しています。

(3)社会と産業コース

法律、政治、経済。農業など日常生活に欠かせないものを広く学びます。

人が人として生きていくうえで、望ましい生き方。また他人や社会との付き合い方などを学びます。

コロナ、東日本大震災などを受け社会の管理能力が限界であると教わりました。その経験から人、自然とのネットワークを理解し、利点と欠点を見直す必要があります。

このコースでは家族、コミュニティ、職場、政府など取り巻く環境、制度。ネットワークの管理、基本など学びます。

(4)人間と文化コース

文芸、武術。芸術など様々な国の文化から人間の歩みを学んでいきます。

日本の伝統的な文学・芸術・武道を通して今日の日本を学びます。

日本も太古の昔は動物を狩猟し、海に出て魚を捉える生活を送っていました。その中でこの世に存在する全てのものに神の存在があるという価値観を築き上げ、稲作文化が伝わってきました。

それから日本は仮名文化、能楽、歌舞伎など独特な文化を構築していきます。

こちらのコースでは歴史の中の人物を通して、時代、社会について理解を深めることが目的です。方丈記、徒然草。枕草子など過去の文学から美術化された作品、挿絵、ゆかりのある場所などで「よりよく生きる」意味を考える契機になることが期待される。

(5)情報コース

情報社会の中で生活する上で、情報技術者と様々な問題の解決する方法を身につけることが目的です。

情報社会の中で生活する上で、情報技術者と様々な問題の解決する方法を身につけることが目的です。

現代はAIシステムの開発・進化、応用による開発競争が、国家・企業間で続いています。AIの社会実装、機械学習など技術と共に紹介。AIが現在進行で変化していることを理解し、AIシステムと社会の関係が密接になる将来を目指していきます。

年齢、環境にかかわらず情報へのアクセスは保障されなければいけません。書籍、放送、インターネットなどユニバーサルデザインをどう進め、学ぶ人がどう貢献できるかを学ぶことができます。

今ではパソコン、スマートフォンなどでどこでも手軽に、膨大な情報と接する環境に私たちは置かれています。

プログラミングを学ぶことでスキルアップにつながり、自らAIを構築しシステムの導入につながっていきます。

生命・生態、物理・エネルギー、宇宙・地球などの領域から自然科学の全分野をカバーしています。またエネルギー。環境問題との複合化で扱い、初歩的な内容から、徐々に高度な専門的な分野までコンテンツを用意されています。

生物、物理、化学。社会統計学など社会、数学。化学、物理の垣根を越えて学ぶカリキュラムです。

音、色に至るまで私たちの周囲に存在するあらゆるものを対象とし、専門的に学びます。

博士課程も用意されているため、より詳しく深い講義を受けることができます。

(6)自然と環境コース

生命・生態、物理・エネルギー、宇宙・地球などの領域から自然科学の全分野をカバーしています。またエネルギー、環境問題との複合化で扱い、初歩的な内容から、徐々に高度な専門的な分野までコンテンツを用意されています。

生命・生態、物理・エネルギー、宇宙・地球などの領域から自然科学の全分野をカバーしています。

またエネルギー。環境問題との複合化で扱い、初歩的な内容から、徐々に高度な専門的な分野までコンテンツを用意されています。

生物、物理、化学。社会統計学など社会、数学。化学、物理の垣根を越えて学ぶカリキュラムです。

音、色に至るまで私たちの周囲に存在するあらゆるものを対象とし、専門的に学びます。

博士課程も用意されているため、より詳しく深い講義を受けることができます。

3 入学、単位取得、卒業までの流れ

テキストを購入し、テキストに沿った放送を見ることで放送大学は受講できます。

普通の大学では入試があり、入学式を経て、前期後期の課程を学びます。

放送大学は2学期制になっており、4月入学と10月入学です。

1科目週1回、45分の授業が15回行われています。授業はBS、ラジオ、インターネットで行われているので、視聴しながらテキストで学ぶスタイルです。

放送授業では各学期が終わると通信指導問題が出されます。郵送やインターネットなどで答案を大学に提出、添削の結果合格だと単位認定試験の受験資格が得られます。

単位認定試験の合格で、単位の修得となります。

ちなみに放送大学の学生は労働者が多いため、仕事の都合で受験ができなかったり、受験勉強の時間不足という不利な状況を克服するため、次の学期に再受験ができます。

また現在ではオンライン授業も可能で、科目ごとに決められた期間の課題を提出し。成績評価されます。放送授業と違い、通信指導、単位認定試験はありません。

オンライン授業ではテレビと違うカリキュラムが行われ、1単位8コマの授業が必要となります。

またオンライン授業では複数の学部を横断する教養学部の授業を受けることができます。

4 サークル活動について

楽しいキャンパスライフといえば、人間関係の構築に大きいサークル活動を重視している人もいると思います。

放送大学のサークルは各学習センター、サテライトスペースごとに設けられています。

例えば東京だったら英語の映画を見て英語を学んだり、書道など文化系サークルや登山、ダンスなど身体を動かせるサークルがあるそうです。

サークルによって活動する場所などが変わりますが、文京学習センターやダンスホールなどで活動をしています。

地域ごとでも変わりますので、やってみたいサークルでキャンパスを選ぶという方法もおすすめです。

5 放送大学になぜ通うのか?

大学といえば高校3年の冬にセンター試験を受け、そのあとそれぞれの大学入試を受けるため18歳から22歳までの学生が圧倒的に多いです。

一方、放送大学の生徒は60代以上が2万人を超えており次いで40代、50代という構造です。大学生で最も多い20代は1万3千人、10代は3,600人と圧倒的に少ないです。

(参考)放送大学 HP

数字で見る放送大学 | 放送大学 (ouj.ac.jp)

逆を言えば、少ない割合ではあるが、18歳から22歳までの現役学生も放送大学を利用しています。

現役世代が放送大学を選ぶ理由は、「経済的な理由」が断トツのようです。

大学が近くにない上、交通の便が悪いところに住んでいる場合、多くの人は大学の近くに引っ越す選択をすると思います。大学入学が経済的独立の第一歩ともいえるでしょう。

しかし経済的に一人暮らしを断念せざるを得ない場合もあり、そういう学生にとっては家で授業を受けられる放送大学も選択肢となるようです。

また、身体、視覚。聴覚、知的などの障害で通学が難しい方などが放送大学を選ぶ傾向のようです。

障害に対する配慮はかなり行き届いており、テレビでの放送科目に字幕挿入。ラジオの科目には書面の提供があります。

面接授業では車椅子など障害に応じて希望座席の用意、盲導犬・手話通訳士等介助者の同伴入室、車椅子及び車椅子用特製机の持参などが認められています。

また放送大学ではタブレットPC、補聴器、点字板など支援機器の貸与制度もあります。

放送大学はどんな人でも学びたいことを、学んでもらう場を提供しています。

6 放送大学に4年通ったらいくらかかるのか?

最後に、大学へ通う際にネックとなる学費について取り上げます。

日本には現在、国立大学・公立大学、私立大学の3種類に分けられます。

一般的に安いとされる国公立大学は授業料が年間50万~55万前後、これに入学金、実習費などが加算されます。4年間で国立大学は243万円、公立大学は255万円とされています。

いっぽう私立大学は学科によっても異なり、文系は約398万円。理系が542万円、医療系に至っては2,357万円に上るとされています。

(参考)スタディサプリ

https://shingakunet.com/journal/column/20170327205609/

放送大学での学費は、公式ホームページによりますと、4年間でなんと70万円です!

(参考)放送大学HP 

学費(授業料、入学料) | 大学(教養学部教養学科) | 放送大学 (ouj.ac.jp)

4年間での総額ですので、国立大学の1年間より少し高い程度です。

費用を比べると圧倒的な安さが分かります!

経済的な理由で大学への進学に悩んでいる人には、特におすすめです。

7 まとめ

以上となります。

あらためて放送大学のメリットについて、お話をさせていただきますと、

① 好きな時間に学びたい授業を学ぶことができる

②誰でも入学できるため、専門的に学ぶことができる
③障害、経済的な理由などで進学を諦めざる得ない人でも学ぶことができる

以上3点かなと思います!

また放送大学では映像、ホームページの制作などたくさんの応用ができる「プログラミング」を学ぶことができます。

この記事を読んで放送大学に興味を持った方。

実は放送大学の講義は入学しなくても、学ぶことができます。

BS231chに合わせるだけで、誰でも講義を受けることができるんです。

どんな授業をしているのか、気になったらまずはチャンネルを合わせて授業を見てみましょう。

人生100年時代。勉強も何歳からでも学べる時代になっていますね!

(参考)過去ブログ

大人もまだまだ学んでよい!?社会人の学びなおし、「リカレント教育」について – 双子のぎーちゃんドンさん子育てブログ (jagatoma.com)

1日10分間でOK!子育て中でも自宅で続けられる オンライン英会話について – 双子のぎーちゃんドンさん子育てブログ (jagatoma.com)

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