どっちに通わせるべき!?幼稚園と保育園の違いを徹底解説!
本日は、どっちに通わせるべき!?幼稚園と保育園の違いについて、解説していきたいと思います!
例えば、周りのママ友が幼稚園に通わせるから自分の子どももそうした方がいいと思って入園させる人もいます。
しかし、家庭環境によっては、保育園がいい場合もあります。
ということで今回は、幼稚園と保育園の違いについて、丁寧に解説をしていきたいと思います!
1 そもそも何が違うの!?幼稚園と保育園の違い
それでは、幼稚園と保育園の違いを見ていきましょう!
(1)幼稚園とは?特徴をわかりやすく解説!
幼稚園とは簡潔に言うと、3歳から入園することが可能で、小学校に入る前の「教育」を目的とした学校です。
文科省所轄の幼稚園教育要領に基づいて、園児に最適な環境で心身の発達を目的とした教育が受けられます。
園によって教育内容はさまざまですが、創造性を鍛えるために「遊び」を重要視しています。
数字や文字を習うだけでなく、歌ったり絵を描いたりなど、子どもの興味関心を養うことができるのです。
さらに、集団生活や日常生活において大事なことが学べるのも特徴です。
幼稚園の教育者は、文科省が定めたカリキュラムを元に、「幼稚園教諭免許状」を取得している先生が教育します。
保育時間は平均して4時間程度ですが、延長保育を行なっている園もありますので、入園する際には確認が必要です!
(参考) 幼稚園について教えて!
(URL:https://www.mext.go.jp/kids/find/kyoiku/mext_0001.html) 文部科学省
(2)保育園とは?その特徴を解説!
幼稚園の教育機関とは違い、保育園は児童福祉法に基づいて保育する「児童福祉施設」です。
所轄は厚生労働省で、「健やかに育つこと」を目的としています。
保育園は0歳児から小学校入学まで入園することができます。
共働きで忙しい家庭や介護で忙しい環境で、保育を必要とする子どもを預けることができる施設となります。
保育園により異なりますが、7:00~18:00まで預かってくれる保育園が多いのが特徴です。
さらに給食もあるので、忙しい親にとっては長く子どもを預かってくれて、お弁当を作らないで済むのは助かりますよね!
教育者は保育士資格を取得している「保育士」になり、保育所保育指針に基づいて子どもの育成を行います。
(3)幼稚園と保育園の違いをまとめてみました!
これまで、幼稚園と保育園の特徴を解説してきました。
表にまとめたので、ぜひ参考にしてください!
幼稚園 | 保育園 | |
所轄 | 文部科学省 | 厚生労働省 |
預ける目的 | 心身の発達を目的として教育する | 健やかに育つことを目的とする |
対象年齢 | 満3歳〜小学校入学前まで | 0歳から小学校入学前まで |
保育時間 | 4時間程度 | 8時間程度 |
長期休業 | 夏休みや春休みがある | なし |
給食 | 園による | あり |
教育者 | 幼稚園教諭 | 保育士 |
費用 | 設置者が定めた入園料(所得に応じて一部減免制度あり) | 所得などに応じて市町村ごとに定められた保育料 |
2 結局、幼稚園と保育園はどっちがいいの?
では結局、幼稚園と保育園のどちらがいいのでしょうか。
結論を言うと、状況によって異なるということです。
以下の点で考えてみてください。
・子どもの年齢
・家庭環境
・目的
本記事で説明した通り、幼稚園と保育園では入園できる対象年齢が異なります。
保育園が0歳から入園できるのに対して、幼稚園は満3歳からです。
それに加えて考慮すべきは、家庭環境です。
親が共働きで子どもの育児ができない、親の介護で子どもの育児に対する時間が無いなどの家庭環境であれば、
保育園に預ける方が良いかと思います。
しかし、保育園に預けるにも、優先順位があります。
家庭環境において保育ができない状況を自治体が判断して入園条件を定めているので、検討している保育園があれば入園条件を確認しましょう。
「忙しい親は保育園を利用」というようなイメージはありますが、延長保育がある幼稚園もあり、忙しく育児ができない親が利用できるケースもあります。
目的の項目では、幼稚園は「教育」、保育園は「保育」を基本としているとお話ししましたが、保育園でも教育や学習を行なっています。
小学校にあがったときに、「幼稚園と保育園での子どもの学習力に差が出てしまうのではないか」と心配する親もいますが、学校生活に影響することはないので安心してください。
まずは、通う幼稚園、保育園の候補を探して、見学や説明会の参加をしてみましょう!
その上で、家庭環境であったり子どもの適正に合わせた園選びをする必要があります。
3 まとめ
ここまで幼稚園と保育園の違いを解説してきましたが、
両者の大きく違う箇所をおさらいしていきましょう!
・子どもの対象年齢
・保育時間
・目的
幼稚園では、子どもの対象年齢が満3歳から小学校入学までで、保育園が0歳から小学校入学まででした。
保育時間に関しては、幼稚園が4時間程度に対して、保育園が8時間ほどです。
保育時間は園によって異なりますし、幼稚園でも「延長保育」をしている園もあるので、検討している園に確認する必要があります。
目的は、幼稚園が「教育」ベースで保育園が「保育」を目的としています。
幼稚園はしっかりとしたカリキュラムがあるにしろ、保育園でも教育や学習をしっかり行なっている園もあるので、大した差は心配しなくてもいいです。
育児は初めてのことばかりでどうすればいいのかわからなくなりますよね。
最適な園選びは、事前の情報収集と園見学が大事です。
この記事を参考に、最適な園選びをしてもらえればと思います!
-
前の記事
【月齢ごとに育児記録を公開!】双子0歳児との壮絶な日常について 2022.01.02
-
次の記事
【子どもが大喜び❗️】2歳児でも食べられるアンパンマンおせちについて 2022.01.05