野菜嫌いを無くすためには?農業が子供に与える良い影響について
本日は、農業が子供に与える良い影響について、お話をさせていただきたいと思います。
私の祖父母は、農家でした。
農家というと仰々しいかもしれませんが、実態としては販売などはしておらず、
自分達が食べるもの、食べたいものを作る、余った野菜は近所の人に配るということをやっていました。
半ば趣味の延長のような形です。
私も幼いころは、父に連れられて、祖父母の農作業を手伝っていました。
とは言っても、実際には大したことはしていません。
サツマイモ取りを手伝ったり、畑を耕すのを手伝ったりと、
本当に簡単なことを手伝っていました。
一番の思い出は、筍掘りです。
祖父母の家の裏は、昔竹藪でした。
ですので、秋になると、釜を持ってみんなで筍掘りをやりました。
高齢で、私よりも力が無いはずの祖父母の方がサクサクと筍を掘っている姿を見て、とても驚きました。
さらに取れたての筍をすぐにに茹でて、天ぷら等にして食べていたのが今ではとても懐かしいです。
私はそういう意味で、農業をやる環境には恵まれていたのかなと思います。
今日は、農業をやることによって、子供にどのような影響があるのか、私の感じたことをお話したいと思います。
農業がもたらす良い影響
①野菜の好き嫌いが無くなる
祖父母の家に遊びに行くと、いつも取れたての野菜を使って料理をしてくれました。
どの野菜を食べて美味しかったので、私は野菜嫌いが特に無かったです。
ピーマンやトマト、ホウレンソウ等、野菜全般が今でも好きです。
特に私はトマトが好きです。
キンキンに冷やしたトマトに砂糖をかけて食べるのが、本当に大好きでした。
(この話をしたら妻には引かれましたが笑)
やはりスーパーに売っている野菜は、収穫から時間がかなり経過しているので、美味しくないです。
これはスーパーが悪いというよりも、取れたての野菜がとにかく美味しいんだと思います。
例えて言うなら、北海道で食べるトウモロコシが美味しいのと同じ感覚です。
このように祖父母が農業をやっていたおかげで、私は大人になった今も野菜が大好きです。
②人と話すことに抵抗が無くなる。
農作業は、祖父母だけでなく親戚のおじさんやおばさんとも一緒にやっていました。
普段は会うことが無い、ほとんど見ず知らずの親戚と一緒に農作業を行うことによって、人と話すことに抵抗が無くなりました。
年上の方も、一見すると無口でぶっきらぼうな印象があるかと思います。
ですが実際は、話す話題が無いだけなのだということが分かりました。
農作業という共通の話題を通じて、いろいろな人と話すことができ、良かったかなと思います。
③体力がつく!
祖父母が私に遠慮をしていたのもあり、一日中農作業をするということはありませんでした。
しかし実際に祖父母は、雨が降らなければほぼ毎日、朝7時頃から午後4時くらいまで農作業を行っていました。
このような生活習慣を、年齢として90歳くらいになるまで行っていたので、本当にすごいと思います。
実際に農作業は、重たいものを持ったり草むしりをしたりと、体全体を使って作業を行います。
ですので、農作業をやれば体力がつくと思います。
農作業は、太陽の光を浴びるだけでなく、土の柔らかさも感じることができます!本当に良いことだらけです!
余談ですが、祖父母曰く、農作業は力仕事ではなく、いかに細く長くやるかがポイントだと言っていました。
例えば先ほどの筍堀りでもそうですが、私はとにかく力いっぱい振りかぶって、力いっぱい釜を振り下ろしていました。
しかし祖父母の場合は、釜を振上げた後、振り下ろすときには釜の重さを利用して、力を抜いて振り下ろしていました。
このように農作業は、いかに力を抜き、最低限の力で長くやり続けるかがコツだということを教わりました。
以上となります。
今は私の両親が、祖父母の畑を使って農業を行っています。
祖父母の家に遊びに行くと、毎回取れたての野菜を食べさせてくれるので、本当に幸せです。
子供達がある程度大きくなったら、一緒に農作業をやりたいと思いました。
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