創設されたら何が変わるの?子ども家庭庁創設のメリット、デメリット
今回は、創設されたら何が変わるの?子ども家庭庁創設のメリット、デメリットについて、
お話をさせていただきたいと思います!
「子ども家庭庁って何?」
「子ども家庭庁が創設されたらどうなるの?」
このように、子ども家庭庁がどんなものなのかよく分からないという方は多いと思います。
そこで本記事では、超分かりやすく「子ども家庭庁の意味やメリット・デメリット」を紹介していきたいと思います!
1 子ども家庭庁とは?
子ども家庭庁とは、子どもに関する諸施策の司令塔となる新たな庁のことです。
これまで各府省庁が担当していた役割を子ども家庭庁に集約し、
縦割り行政の弊害を解消するとのことを目的としています。
といっても、「何のことかよく分からない」ですよね。
そこで、みなさんが子ども家庭庁についてイメージしやすいよう、
分かりやすくメリットとデメリットを紹介していきたいと思います!
2 子ども家庭庁創設のメリット・デメリット
子ども家庭庁創設にはどのようなメリット、またはデメリットがあるのでしょうか?
それぞれ分かりやすく解説していきます。
(1)メリット
子ども家庭庁創設のメリットは、次の2つです。
・各府省庁の役割を一元化し、保護者の負担を減らすことができる。
・深刻化している子どもの問題に力を入れることができる。
ア 各府省庁の役割を一元化できる。
子ども家庭庁創設のメリット1つ目は、各府省庁の役割を一元化できることです。
現在の子ども関連の政策は、保育園や医療は「厚生労働省」、幼稚園や学校は「文部科学省」など、
役割ごとに省庁がバラバラに分かれているので、ややこしいです。
しかし、子ども家庭庁を創設し、これまで各府省庁が担ってきた子ども関連の施策の多くを、
子ども家庭庁がまとめて行うようになれば、子どもを持つ保護者の負担も減っていくと考えられています。
イ 深刻化している子どもの問題に力を入れる
最近は、よく子どもの虐待や貧困などの問題が深刻化しており、ニュースが多くなってきています。
その理由として、さっきも言ったように現在は、縦割り行政といって各府省庁に役割が分かれており、
虐待や貧困などの問題も各府省庁があまり対応できていないからです。
その問題を解決するため政府は、子ども家庭庁に役割を一元化し、
子供の問題の解決や対応に力を入れていくと言っています。
苦しむ子どもを減らすためには、子ども家庭庁の創設が重要なのかもしれませんね。
(2)デメリット
子ども家庭庁創設のデメリットは、子どもが政治利用されるのではないかということです。
詳しくは決まっていないのですが、義務教育の担当を文部科学省から子ども家庭庁にしようという案が出ています。
しかし、子ども家庭庁は政治の中核である官邸内に置かれているため、子供たちが政治利用されてしまうのではない
かと反対の声が多くあります。
3 子ども家庭庁はいつから創設?
そんな子ども家庭庁は、2023年度の創設を目標にしています。
けっこう急いでいる感じがありますが、
もっと国民の声を聞いてしっかり考えていく必要もあるのではないかと思います。
以上となります。
今回は、子ども家庭庁とは何?というところから、子ども家庭庁創設のメリット・デメリットまで紹介させていただきました。
子ども家庭庁についてよく分かっていなかった人でも、本記事を読んでイメージはついたのではないでしょうか?
虐待や貧困で苦しんでいる子どもや、子育てに困っている保護者の方が救われるような庁になってくれることを心より祈ります。
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