マウスピース歯列矯正の全てを公開!産後の子育て中ママにこそおすすめな理由
先週、産後すぐから始めていたマウスピース矯正がやっと完了しました!
結論から言うと、産後はお家時間が圧倒的に増えるため、産後すぐに歯の矯正を始めたことはメリットだらけでした。
今日は歯のマウスピース矯正についてブログを書きたいと思います。
・産後に育児中だが、マウスピース矯正をしようか迷っているママ
私が矯正したきっかけ
私はもともと下の歯の歯並びがとても悪く、歯列矯正に興味がありました。
特に社会人になった頃からは、「矯正したいな」という気持ちがより一層強くなりました。
しかし、矯正器具はつけているのが目立つこととや仕事が多忙だったことから、なかなか矯正には踏み切れませんでした。
そんな中、双子を出産し、仕事を復帰するまでのしばらくの間に何かやりたいことややり残していることはないのか考えた時、歯列矯正をしたかったことを思い出しました。
そして、インターネットで歯列矯正について調べていくうちに、インビザライン(マウスピース)矯正の存在を知りました。
「これなら矯正していると見た目で分からないので、ぜひやりたい!」と思い、
近所の歯科でカウンセリングを受けました。
インビザラインライン(マウスピース)矯正とは
透明なマウスピースを1〜2週間ごとに付け替えていき、徐々に歯をずらして歯列を矯正する方法です。
透明でつけていることがほぼ分からないため、最近では芸能人でマウスピース矯正をしている方も多いようです。
矯正中は基本的に昼夜問わず、マウスピースをつけたままの生活です。
どこでできるの?
インビザライン矯正に対応している歯科であればできます。
どこの歯科でもできるわけではありません。
私の場合はインターネットでインビザライン矯正に対応している歯科を探しました。
金額は?
当然、通う病院によって異なりますが、私が通った病院では上下のマウスピース矯正一式で80万円でした。
ちなみにカウンセリングまでは費用は無料でしたが、歯型を取り始めるタイミングで治療費を一括で支払います。
80万円という金額だけ聞くと、「高っ!」と思われたかもしれません。
私も最初はそう思いました。笑
独身時代の貯金を切り崩して80万円を支払うときは、まさに清水の舞台から飛び降りる思いでした…。(;´д`)
しかし、この80万円は矯正の経過をみるための定期検診費やゴムかけ用のゴムなども全て込みの料金です。
病院によっては矯正の定期検診費は別料金のところもありますので、ご確認下さい。
また、矯正治療という性質上、途中で歯型を取り直して治療を変更したり、一度の治療完了では歯列が整いきれずにもう一度矯正をする場合があります。
実際、私も1度の矯正では整いきれなかったところがあったため、歯形を取り直してそのまま2度目の矯正を行いました。
定期検診費だけでなく、2度目の矯正をしたことによる追加費用も一切かかりませんでした。
全てコミコミの金額と考えれば、安心して治療できるうえ、決して高くありません。
それでもやはり金額が気になる、前歯の歯並びだけ気になるという方は前歯中心の部分矯正(上下どちらか)というものもありました。
こちらは金額は30万円でした。
しかし、先生によると、やはりできれば上下全体を歯列矯正した方がバランス良くきれいに仕上がるとのことでした。
個々の歯並びの状況にもよると思いますので、全体矯正か部分矯正にするかは先生にご相談ください。
矯正期間はどれくらい?
1度目のマウスピース矯正で27個のマウスピース、
そのまま続けて行った2度目のマウスピース矯正で22個のマウスピースを作りました。
だいたい10日ほどでマウスピースを1つずつ付け替えていきますので、私の場合は1度の矯正で8〜9ヶ月×2回の矯正でした。
作るマウスピースの数によって、矯正期間は変わってきます。
また、1度の矯正で終わるのか、途中でマウスピースを作り直したり、もう1度矯正をするのかによっても期間は変わります。
通院頻度はどれくらい?
病院によって多少異なるかもしれませんが、矯正を開始してからは基本的には2~3か月に1度、経過を見るために通院しました。
私の場合は歯のクリーニングに行ったついでに、あわせて診てもらうことが多かったです。
しかし、この他に急遽イレギュラーで通院しなければならないことが出てくる場合があります。
例えば、矯正のため歯の表面に付けている突起が取れてしまったり、ゴムかけ用のゴムがなくなってしまった場合などです。
こういった場合は歯科へ連絡し、その都度通院する必要があります。
矯正後はどうなるの?
矯正後は後戻りのために、昼夜問わずできるだけ長い時間マウスピースをつけている方が良いとのことです。
少なくても、夜の間だけでもマウスピースをつけていなければ、歯列の後戻りが出てしまうとのことです。
後戻り防止のためのマウスピースはできるだけ長い期間つけた方が良いそうですが、少なくても数年間は必ず必要とのことです。
マウスピースは汚れたら歯科で作り直してもらうことも可能です。
インビザライン(マウスピース)矯正の流れ
インビザライン(マウスピース)矯正は、基本的に
②歯型を取ります。
③4週間後に矯正のシミュレーションデータが上がってきます。
④3週間後にマウスピースが歯科に届きます。
⑤矯正開始。
⑥全てのマウスピースが終わったら矯正は終了です。
⑦後戻り防止。
という流れです。
①矯正の前準備。
歯をクリーニングします。
虫歯などの治療があれば、矯正前に治療を済ませます。
②歯型を取ります。
私が矯正を受けた病院では、固まる薬剤で型取りをしましたが、最近では3Dスキャンだけで簡単に歯型が取れる歯科も増えているようです。
③4週間後に矯正のシミュレーションデータが上がってきます。
医師から説明を受けて矯正のシミュレーションデータを確認します。
特に修正点がなければ、マウスピース(アライナー)を発注します。
シミュレーションデータやマウスピースはアメリカで作られてから送られてくるため、いずれも作成に時間がかかるとのことでした。
④3週間後にマウスピースが歯科に届きます。
歯科で矯正のために抜歯や歯を削り、歯にスペースを作ります。
この時は「こんなに歯に隙間ができて大丈夫なの!?」って思うくらいの仕上がりですが、矯正後にはきちんと隙間はなくなりましたので、ご安心ください。笑
スペースを作ったら、マウスピースがしっかりはまるよう、歯の表面に小さな突起をつけていきます。
歯のスペース作りや突起をつける施術が済んだら、箱に入ったマウスピース一式を受け取ります。
⑤矯正開始。
食事以外はマウスピースは常につけたままです。
約10日ごとに新しいマウスピースに変えていきます。
矯正中は2~3か月に1度、経過や状態をドクターにチェックしてもらいます。
⑥全てのマウスピースが終わったら矯正は終了です。
歯科で歯の表面につけた突起も外します。
⑦後戻り防止。
後戻り防止のために数年間はできるだけ(少なくても夜間は)マウスピースをつけます。
矯正の効果と感想
矯正結果
私は歯並びが悪く、特に下の歯の前歯から2番目の歯が大きく内側に入り込んでガタガタしていました。
お恥ずかしい話ですが、ナッツを食べると毎回歯に挟まるほどでした💦
矯正を始めると、5個目ぐらいのマウスピースに付け替える頃には、自分でも歯の位置がおもしろいくらいに動き始めていることが分かりました。
そして、1度目の矯正が終わる頃には、最初と比較すると、見違えるほどに歯並びが美しくなりました。
しかし、まだ完璧な歯並びではなかったため、先生と相談して、もう1度歯型を取り、再矯正することにしました。
2度目の矯正は、既に1度目の矯正でほとんど矯正済みであることから、大きく歯が動いているという実感はありませんでした。
それでも、2度目の矯正が終わりに近づくにつれて、1度目の矯正では直しきれなかった部分の歯並びも、キレイになりました。
これでマスク生活が解禁されても、自信を持って笑える歯並びになり、大満足です!!!
メリット
・矯正しているとは見た目ではほとんど分からない
コロナ禍で友人に会うことはたまにしかありませんでしたが、矯正のことについて言われたことは全くありませんでした。
正直、マウスピース矯正をしていると言われたとしても、分からないレベルです。
自分が写っている写真を後で見返してみても、矯正器具は全く分かりませんでした。
写真を撮ったりするような大事なイベントを控えていても安心です!
・いつも通り食事を楽しめる&お手入れが楽で衛生的
マウスピース矯正が他の矯正と異なる点は、自分で取り外しができることです。
食事中はマウスピースを外すことができます。
そのため、食事中に矯正器具が当たったりすることもなく、矯正前と同じように食事を楽しむことができます。
また、矯正器具の隙間に食べ物が挟まったり、矯正器具が歯磨きの邪魔になったりすることもないため、手入れも衛生的で楽です。
注意点&デメリット
・歯の表面に突起をつけたり、人によってはゴムかけがある。
マウスピース矯正とはいえ、ただマウスピースをつければ良いというものではありません。
マウスピースには歯とピッタリはまってズレないよう、くぼみが設計されています。
このマウスピースのくぼみに合うよう、歯の表面に突起をつけなければなりません。
また、人によっては一般の矯正と同じように、ゴムかけがあります。
ゴムかけをする場合は、マウスピースにゴム掛け用のスリットがありますので、ここに矯正用のゴムを引っかけて使います。
・食後の歯磨き、フロスは必須
食後にそのままマウスピースをつけてしまうと、歯垢や虫歯が非常に起こりやすい状態になります。
マウスピース内は密閉されてしまうためです。
そのため、食後には速やかに歯磨き、フロスがけをする必要があります。
また、同じ理由から、マウスピースをつけたまま、甘い飲み物を飲むことも厳禁です!
・マウスピースは基本的に、常につけっぱなし
マウスピースは食事時間以外はつけていなければなりません。
具体的には、1日20時間以上つけていなければ、しっかりとした矯正効果は得られないとのことでした。
仕事上、外食や会食が多いという人は、もしかしたら1日20時間以上のマウスピース装着は難しい場合もあるかもしれません。
・1度の矯正で完了するとは限らない
私もそうでしたが、1度目の矯正では完璧な歯並びにはならなかったため、2度目の矯正を行いました。
インターネットを見ても、完璧な歯列矯正まで、2〜3回マウスピースを作り直している方が多い印象でした。
・新しいマウスピースに付け替えた時に歯に多少の違和感があったり、痛い
マウスピースが新しくなると、特に2〜3日間は歯がマウスピースに強く押されるため、毎回、歯に違和感や痛みがありました。
我慢できないほどの痛みではありませんでしたが、全く痛みが無いわけではありません。
また、マウスピース矯正を開始して1、2カ月の間は、舌足らずのような状態になり、とても喋りにくかったです。
マウスピースに慣れてくると、通常どおり、喋れるようになりました。
産後の育児中ママにインビザライン(マウスピース)矯正がおすすめな理由
・産休・育休中を利用して歯のイメチェンができる
産休・育休が明けると外出や人前に出る機会が圧倒的に増えます。
どうせ矯正をするのなら、産休・育休中の期間で歯列矯正をしたほうが、自分に自信を持てるようになってから人前に出ることができます。
もし、産休・育休期間中に矯正が完了しなかったとしても、復帰の頃にはだいぶ歯の印象が変わっているはずです。
矯正をはじめて最初の半年間ほどが、一番見た目に大きく変化があったからです。
・お家時間が長いため、お手入れがしやすい
マウスピース矯正で最も重要なポイントは、食後にすぐ歯磨きを行い、出来るだけ長時間マウスピースを装着していることです。
これが外で仕事をしていると、慌ただしいため、なかなか習慣化できずに難しいです。
特に仕事で外出や外食が多かったりすると、食後すぐの歯磨きがしづらい場合もあります。
育児中のママはお家時間が大半ですので、食後にすぐに歯磨きをしてマウスピースを装着することができます。
万一、仕事復帰までに矯正が終わらなかった場合でも、食後の歯磨き・マウスピース装着がすでに習慣化していれば矯正も続けやすいです。
・矯正を開始してすぐは喋りづらいため、家にいる時間を利用して開始した方が良い
矯正を開始すると、1~2カ月の間はマウスピースが邪魔でうまく喋れませんでした。
人によっては、もっと長い間、喋りづらい方もいるかもしれません💦
時間とともにマウスピースに慣れれば、問題ありませんが、最初は舌足らずのような状態になります。
思っているようにうまく発音できないので、誰かと会話をする時は毎回、とてももどかしかったです。
仕事をしていると、電話をしたり、会議があったり、お客様に会ったりなどなど…人と会話する機会ばかりです。
もしも仕事中に矯正を始めていたら…うまく喋れないことは相当ストレスになっていたと思います…(;^ω^)
こういった意味でも、家にいる時間を利用してマウスピース矯正を始めたことは正解でした!!
もし産後育児中のママで歯の矯正を迷っている方は、ぜひ今だからこそマウスピース矯正することをおすすめします🦷✨
育児しながらでも素敵な歯並びを手に入れられます!
まずはマウスピース矯正に対応している歯科にカウンセリングの予約を申し込んでみましょう!
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